ランドセルができるまで

日本でランドセルをつくる。そのメリットは、きめ細かなものづくりに加え、ランドセルを背負った経験のあるスタッフが手がけることにあります。いわばランドセルへの想いの深さが、軽さや強さ、使いやすさといったすぐれた品質、6年間の使用に耐えうる丈夫さを生み出します。ランドセルには、ジャパンクオリティがある。その誇りを胸に、私たちはまだちいさな6歳の背中を見つめながらランドセル作りに携わっています。

1<クラリーノ>の生地
生地の素材は、クラレの人工皮革<クラリーノ>。軽くて強い、まさにランドセルにふさわしい素材です。
2パーツを抜く作業
まずは生地を裁断してパーツづくり。ランドセルのパーツは、なんと数百点にもおよびます。
3抜き型
裁断にはいくつもの金型が使われます。場合によってはレーザーで裁断されることも。
4パーツ加工
パーツによっては装飾などの加工をほどこし、仕上げていきます。
5熟練の技
ランドセルの製造過程では、随所に職人の経験が生かされています。
6パーツの組み立て
ポケット部分ができあがったら、マチの取り付け。パーツどうしを接着します。
7縫い合わせ作業
パーツを接着したら、いよいよ縫製。
接着と縫製を繰り返しながら組み立てていきます。
8パーツの取り付け
ランドセル各部のパーツを胴体に取り付け、組み立てていきます。
9ヘリの補強
耐久性をより高めるためにヘリを補強。6年間保証の礎になる工程です。
10鋲留め
肩ひもや下ひも、なすかん、錠前などを、はずれないように鋲でしっかりと留めます。
11ランドセルの計量
できあがったら重さをチェック。
規定重量の範囲をはずれるものは取り除きます。
12検品・仕上げ
汚れやキズがないかを厳しくチェック。丹念に磨き込めばピカピカのランドセルのできあがり。
13包装・梱包
きれいなランドセルがお手もとに届くように、ていねいに包装、梱包します。