<クラリーノ>は1964年クラレが世界で初めて事業化に成功させた人工皮革です。日本では1965年より販売開始されました。以来、「いちばん難しいものから作ろう」という研究者の想いからさまざまな失敗とチャレンジを繰り返しながらも、軽くて水に強い・強くて丈夫・なめらかな肌触り・豊富なカラーバリエーションなどを兼ね備えた、高機能な<クラリーノ>へと進化を遂げました。
<クラリーノ>の名前の名付け親は当時社長の大原 總一郎。トランペットの古い型の吹奏楽器が由来で、「ただ新しいだけでなく、その製品の本質に対して、古典的な価値を持たせたい」そんな想いがあります。クラレというオーケストラの中で勇壮にファンファーレを奏でるトランペットのような活躍を期待して名付けられました。